【イベントレポート】日本人唯一のスタンフォード大学アメフト部コーチの河田 剛氏による特別講演レポート ~「行動力と、ポテンシャルを見据えたコミュニケーション能力」~

スタートアップ企業支援とコワーキングスペースを運営するfabbit株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:田中 保成)は、9月8日に、米名門スタンフォード大学のアメリカンフットボール部で、唯一の日本人コーチとして活躍する河田 剛氏をお招きし、「行動力と、ポテンシャルを見据えたコミュニケーション能力」と題したオンラインイベントを開催しました。

 

第一部の特別講演では、河田氏が会社を辞めて渡米することになった経験を通じて、やりたいことを決め、それを行動に移すことの大切さと、スポーツマネジメントを例に、人とのつながりを長期的な視点に立って見ることの大切さについて、紹介されました。

 

河田氏は、今の道に進む決断に至った大きな出来事があったといいます。それは、フロリダで開催されるアメフトのチームキャンプにインターンとして参加したときのことです。アメリカ人コーチと合流することまでは合意を取れていたものの、当日まで現地での詳細が確認できなかったそうです。しかしながら現地に行くと、すべてが用意されていました。この出来事をアメリカの知人に伝えると、知人からは日本人は細かな質問ばかりしてくること、他の国の人たちはやることを決めたらまず行動に移すという違いを指摘されました。さらに、次の朝、同僚のコーチに洗濯物に関する質問をしたときに、「あなたの質問の8割はやってみればわかることだ」と指摘されたのです。これらの出来事がきっかけで、河田氏は「やりたいことを決めていたのに、いろいろな言い訳をして」行動に移していなかったことに気づいたといいます。最短距離で自分の進みたい方向に進むこと、そして、やることを決めたら行動に移し、そのあとで起きる課題を解決していくことの大切さを学び、実行に移したそうです。

 

また、河田氏はアメリカのスポーツチームのファンとの関わり合いを例に、人とのつながりの大切さを紹介されました。特にアメリカでは、一定の年齢より低い子供がサインを欲しがると、選手であろうがコーチであろうが、必ずサインをし続けるといいます。これは、子供が大きくなり、同じような立場になった時にファンに同じことができるようになることと、子供の時にファンになった場合は大人になってもそのチームを好きになってくれる可能性があるという理由なのですが、これらのつながりがスポーツ界のエコシステムを構築していると言います。人とのつながりが、長期的な視野で考えるとあらゆる可能性につながること、そしてそれを念頭に、しっかりとコミュニケーションを取っていく大切さが紹介されました。

 

第二部では、河田氏に加えて、日本を代表するエンジェル投資家であり、数々のスタートアップ企業を上場に導いた経験を持つボードウォーク・キャピタル株式会社代表取締役社長の那珂通雅氏、APAMAN株式会社 代表取締役社長の大村浩次氏が対談されました。聴衆からの質問を中心に、認めてもらうために取り組んだことや、スタンフォード大学をはじめとする西海岸の人材や文化や日本の経済界が学ぶべきこと、そしてスポーツ人材に対する教育環境を整える大切さなど、幅広い話題が話されました。

 

河田氏からは、自分ができることを一生懸命に行い、自分にしかできない価値を創ること、ブレない芯をもって大胆に行動していくこと、そして変化を恐れないことの大切さや、スポーツ選手を取り巻く教育環境の大切さなど、生活やビジネスに役立つ、示唆に富んだ話をご紹介いただきました。

 

本イベントは約500名がオンラインから参加し、多くの質問をいただくなど、非常に活発なオンラインイベントになりました。fabbitでは、今後もスタートアップをはじめとした企業にとって有益なイベントを企画していく予定です。fabbitが開催するイベント情報は下記をご覧ください。

https://fabbit.co.jp/event/

 

以上

 

 

【fabbit 株式会社の会社概要】

代表者:代表取締役 田中 保成

本社所在地:東京都千代田区大手町二丁目6番1号 朝日生命大手町ビル3階